"オレ"がうつになりまして。

発達障害(アスペルガー)に起因するうつ病で一年弱の休職を経て復職した"オレ"が、 日々の思いや感じることを、がんばらず、無理せず書いています。

うつで会社に行けない時は。

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こんにちは。

 

今日は体調普通です。

 

会社が休みの日は、みんなが休んでいる、仕事にいかなくていいという安心感からか、朝の精神的なしんどさが少ない。

 

体は倦怠感や体が重かったりして布団から出るのがとても億劫なのですが、起きて時間が経てばましになります。

 

土曜日は、とりあえず一週間の仕事が終わったという安心感と、明日も休みだという安堵感で、ほんと気持ちが楽です。

 

 

先週、体調が悪すぎて、月曜以外休んでしました。

その時の自分を振り返ってみると、その前の週に仕事をがんばりすぎたこと、上司に叱責されたことが、原因だろうなあと思います。

 

がんばりすぎて気力が少なくなっている状態に、さらに上司からの叱責で、仕事に対して怖い、また怒られるんじゃないだろうか、失敗するんじゃないだろうかという不安、仕事から逃げたいという気持ちが強くなり、仕事に行くことができませんでした。

 

うつになる前だったら、がんばりがきいただろうし、上司の叱責にも「なにくそ!」と奮起出来たと思います。

でも、うつになった今では、がんばりがきかないし、叱責されると落ち込むし、萎縮するし、仕事が怖くて逃げたくなります。

 

 

萎縮したり、仕事が怖いと思ってしまうのは、「自分はダメなんだ・・・」という精神状態が根本にあって、それが叱責されたりすることで、「やっぱり自分はダメなんだ・・・」と、"自分はダメ"ということを、さらに念押ししてしまう。

 

そもそも自分に対して自信がないし、自分の評価が著しく低い。

もちろん、成功体験もあるのだけど、それが自分の自信になることはあまりなくて、成功しても「たいしたこと無い」「誰でもできることだ」と思ってしまい、自分の評価が高まりません。

 

そのくせ、失敗すればものすごく反省し、自分を責めてしまいます。

 

まあ、後ろ向きで、マイナス思考でなんですよね。

そんな性格だからうつになったんだろうなあ。

 

 

萎縮したり、不安になったり、逃げたくなった時、一番効くのは休息だと、経験上思います。

仕事を休んで、仕事から離れてみる。

もちろん、仕事のことは気になりますし、休んで申し訳ない気持ちでいっぱいになり、そんな自分を責めます。

 

でも、同時に、休んだからには仕事のことは忘れて、しっかりと休まないといけない。

そもそも、仕事を休んだのに、仕事のことを考えたり、申し訳ないと思ったところで仕事がうまくいくわけではないし、申し訳ないという気持ちが、会社のスタッフに通じるわけでもない。

だったら、割りきって、「休みだ!何しようかな♫」ぐらいの気持ちでいたほうが、体も心も休まるというもの。

とはいえ、そう簡単に気持ちが切り替えられるのなら、うつになっていないんだけどね。

 

でもまあ、休んでまでうつうつとしていても、なにもいいことがない。

それなら気持ちを切り替えて、もしくは切り替えようという気持ちを忘れずに、ゆっくり休養することが、自分にとっても会社にとってもいいことだと思います。

 

 

オレは、抑うつ感が強くて仕事を休む時、抑うつ感もつらいのですが、会社に電話を掛ける時が一番つらい。

頭がまわっていないので、言うことを紙に書き出して、こういう流れで伝えようなど考えて、でやっと携帯を手に取る。

で、ひと通り伝え終わると、やっとホッとします。

 

しばらくは申し訳無さ、仕事の心配、みんなにはどう思われているか、とかいろいろと考えてしまうのですが、午後には仕事ことはいったん頭から離れ、ぼんやりとテレビをみたり、考え事をしたり、本を読んだりします。

 

休んでダラダラと過ごすのは、働いている会社のスタッフに申し訳ないと思うのですが、でも実はダラダラすることが休養になっていたりします。

 

ダラダラとテレビを見たり、横になって本を読んだり。

 

 

オレを含めてうつになる人って、ダラダラすること、怠惰なことはダメだという意識がどこかにあるんじゃないかな。

 

でも、いつも気を張って、がんばってばかりじゃ、しんどいよ。

時には気を緩めることも必要。

 

ダラダラすることで、普段張り詰めている気を緩めてあげよう。

 

抑うつ感に苦しみ、仕事が怖くて、逃げたくて、申し訳なくて、どうしようもなくて、そんな気持ちで仕方なく休んでしまったら、あとは仕事のことはちょっと横に置いといて、ダラダラしよう。

 

それが消耗した、疲弊した、ぼろぼろの心と体を休めてくれるから。

 

 

読んでいただき、ありがとうございました。