"オレ"がうつになりまして。

発達障害(アスペルガー)に起因するうつ病で一年弱の休職を経て復職した"オレ"が、 日々の思いや感じることを、がんばらず、無理せず書いています。

相談ができなかった。

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こんにちは。
今日は体調普通です。

 

先週、抑うつ感と倦怠感があり、1日仕事を休んでしまいました。
朝起きて、最初に倦怠感を感じ、そこから徐々に抑うつ感と億劫感が強くなってきたので、無理せず仕事を休むことにしました。

がんばれば行けたと思うのですが、そんな風に思うこと自体が体調が良くない証拠なので、無理せず大事を取って休むことにしました。

ここで無理してがんばってしまい、もっと長期的に休んでしまっては元も子もないので。

 

休みの電話を入れた後、休みを告げた同僚の態度がいつもより冷たく感じたり、急に仕事を休んでしまうことを申し訳なく思ったり。

でも、これはうつのせいだから、今感じる気持ちを重く捉えすぎないようにと意識して、これ以上落ち込まないように、自分をコントロールすることができました。

 

 

今日、カウンセリングに行ってきました。

そこで「最近、行き詰まっていたことがあったんですが、同僚に相談することができました。」と伝えたところ、

「相談できたんですね!身体を壊す前は、相談することができなかったのにねえ。」と言われました。

そこで改めて、オレは他人に相談できるようになったんだと気がつきました。

 

小さい頃、人間関係でいろんな嫌なことがあって、人間を信用、信頼できなくなって、自分を守るために心を閉ざして生きてきました。

他人から心を傷つけられることがたくさんあって、そんな中で自分の心を守る術として身につけたのが、心を閉ざすことでした。

心のドアをしっかりと閉めることで、自分の内面を出さないようにしつつ、他人の心無い言葉などが入ってこないようにして、心が傷つかないようにしていました。

そんなふうにしてずっと生きてきたので、困ったことがあっても他人に相談することなく、自分でなんとかして生きてきました。

 

でも、うつになって、自分だけではどうしようもなくなって、誰かを頼らざるをえなくなりました。そんな中、妻やカウンセリングの先生に、ずっと閉じたままだった心をドアを開いたことで、少しずつ他人を信用、信頼できるようになって(もちろん、信用、信頼できるのは、本当に限られた人だけですが)、自分の内面を出して相談することができるようになりました。

 

世の中の大多数の人は、ある程度は他人に対して信頼を感じることができ、心を閉ざしてしまうほど人間不信にはならないんじゃないだろうか。

だから、簡単に(実際どうなのかはわからないけど、少なからずオレからはそう見える)相談することができるんだろうなあ。

 

普通の人は、他人を信用できなくなったり、心を閉ざしてしまいたくなるほどに辛いことって、ないのかなあ。

それとも、オレと同じように他人を信頼できなくなったり、辛いことはあるけど、心を閉ざしてしまうほどに辛いと感じることはないのかなあ。

 

普通というのは、そもそも生きやすいのか。
それとも、オレが生きにくいだけなのか。
いや、両方なのか。

 

 

今、少ないけれど、信頼できる人ができて、その人には少しだけど心を開けるようになってきました。

そして、相談もできるようになりました。(まあ、気軽になんでも、ってわけでもないですけど。)

中学生ぐらいの頃と比べると、だいぶ楽に生きられるようになったんじゃないかなあ。

 

 

読んでいただき、ありがとうございました。