"オレ"がうつになりまして。

発達障害(アスペルガー)に起因するうつ病で一年弱の休職を経て復職した"オレ"が、 日々の思いや感じることを、がんばらず、無理せず書いています。

3時頃に目が覚めること、消えたいと思うことが少なくなった。

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こんばんは。

体調、良いよりの普通です。
毎朝自分の精神状態がどうかチェックしてみるのですが、抑うつ感、不安、いらいら、精神的な疲労感の項目で悪いなあと感じる日がだいぶ少なくなっています。

仕事を辞める前は抑うつ感と不安がある時が多く、それを薬でぼやかしたり、考えすぎないようにしたりしてなんとか仕事にいっていましたが、仕事を辞める1,2ヶ月前ぐらいはそんな対処する余裕もなく、休むことも増えていました。

今は仕事に行かないでいい、人に会わないでいいので、気持ちがほんと楽になって抑うつ感や不安を感じることがかなり少なくなりました。

 

仕事を辞めて自分と向き合う時間ができ、いろいろと考えることがあるのですが、様々な人間関係がなくなったことで、精神的な負担がだいぶ減ったなあと思います。

これは決して以前の職場の人間関係が悪かったとか、嫌いが人がいたとかそういうのではないです。(苦手な人はいましたが・・・)

むしろいい環境だったと思います。
ただ、自分が年齢を重ねて職場での立ち位置が下っ端じゃなくなって、人の言うことを聞いていればいい気楽な立場から人に指示する立場になって、もともと人見知りで人間関係を築くのが苦手なオレにとってはその環境がとても負荷になってきていました。

出世して偉くなって部下ができて。
そういうことに喜びを感じられ、そういうことで自尊心を満たせられるような人だったら、人を使うことに満足感を感じられたのだろう。

でもオレは、そういうことにあまり喜びを感じられませんでした。もちろん初めて出世して偉くなった時は嬉しさもあったけど、あまり実感がなかったというのが正直な思いでした。そういうものに興味が少なく、ただ目の前のことを必死にがんばっていたら出世してしまっていました。

そしてそれは自分が能力があったとかではなく(オレは、自分では能力高いなと思っている、自意識だけは過剰な普通の人間です。笑)、同僚や家族にフォローしてもらったおかげだと、冷静に当時の状況を思い出してみてわかります。


こどもの頃から人の輪の中心にいることはなく、それどころか輪にはいれない人間でした。なので社会に出て会社組織の中で歳を重ねて、出世して、人の輪の中心よりにいかざるをえない状況になったことは、オレにとって未経験なことでどうしていいかわからず、ずっと悩み苦しむ種でした。

どうにかしようと自分なりにがんばってきたけど、誰もが通る道だと思って、それも成長するためにはひつようなんだとなんとか無理を重ねてみたけど、どうしてもその状況に慣れることはなくて、これ以上苦手なことをがんばり続ければ潰れるなと思い、仕事を辞める決断をしました。

こどもの頃から人が苦手で、本当に気の合う人とじゃないと打ち解けられなくて、そんな人間が組織の中で人を管理するのは無理でした。

いつからか、人のことを気にしすぎるようになってしまって、人に萎縮するようになって、自分の考えることに自信が持てなくなって、ものごとの判断ができなくなり、仕事ができなくなり。その悪循環がどんどんひどくなっていき、もう自分ではどうしようもなくなっていました。

 

今、誰にも気兼ねすることがなくて萎縮することも減って精神的な負荷が減ったためか、3時頃に目が覚めること、消えたいと思うことが少なくなりました。

仕事を辞めたことで減った苦しみがある反面、新しい苦しみ(お金のこととか)ができましたが、でも死への渇望と生きることの否定は減ったので(消えていない)、まあなんとか前を向いて生きています。

生きることは辛いことが多い。でも辛いことしか無いわけじゃあ、どうやらないようだ。

もう少し、がんばれる範囲でがんばってみようと思います。

 

読んでいただき、ありがとうございました。