葛藤の末、どうしても会社に行けませんでした。
こんばんわ。
今日は体調普通です。
今週の金曜日、会社を休んでしまいました。
朝起きて、ちょっと会社に行きたくないなあという気持ちがありました。
でも朝食を食べ、シャワーを浴びて、着替えて、ヒゲをそって、もう行く準備は整っていたんですが、その間、なんども座り込んでは立ち上がって、を繰り返していました。
で、後は行くだけという段階で、ちょっと座り込んでしまってから、立ち上がることが出来ませんでした。
会社に行けばどうにか仕事は出来そうな気がして、あと2分したら立ち上がろうとか、よし行こうとか一瞬は思うのですが、どうしても立ち上がれません。
その様子をみていた妻から、何度も休んだら?と心配されました。よっぽどしんどそうに見えたようです。
オレとしては、会社に行ければ、がんばれば仕事はなんとかできるんじゃないか、と思っていて、なのに立ち上がる気力が湧いてこない自分は、ただ怠けているだけなんじゃないかと自分を責めていました。
そんな、がんばれば行ける、でも身体がいうことをきかない状態の中で、急に吐き気を催し、トイレに駆け込みました。少し戻しましたが、もう身体が仕事に、会社に行くことを拒んでいるような感じでした。
そんなこんなで始業時間の9時。それまでずっと行くかどうか葛藤していて、でも9時を過ぎてしまったので、会社に電話をし、社長と主任に状況を伝え、休ませてもらうことにしました。
午前中、ずっと自分を責めていました。
なんで行けなかったんだろう。がんばれば、行けたような気がしたのに。
また休んで、みんなに迷惑を掛けてしまった。申し訳ない。
がんばれば行けただろうに、それができないのは怠けているんじゃないだろうか。
ただただ、自分が情けなくて、辛かった。
今、仕事の負荷が多いわけでもなく、それほどストレスになっている気はしていなかったけど、ちゃんと仕事をしなければいけない、ちゃんと仕事で結果を出さないといけない、などの"〜しなければいけない"という思考にがんじがらめにされていて、仕事のことを考えると、反射的に逃げたい、怖いという感情が生まれるような状況になっていました。
仕事の内容というよりは、仕事のことを考えて、自分で自分を苦しめていたような感じでした。
そんな木曜日の出来事を、今日のカウンセリングで聞いてもらいました。
ひと通り話した後で、先生は一言、「休んでいいんですよ」といってくれました。
コレを聞いて、だいぶ気持ちが楽になりました。ずっと休んでしまったことを気にして、自己嫌悪し自分を責めていたので。
「休職前、一度は辞めることまで考えた職場に戻って働いていることが奇跡のようなものなのだから、休むぐらいなんでもない。仕事に行けていることが当たり前ではないんですよ」と言われました。
どうもオレは自分で自分を追い詰めすぎるくせがあるようです。
仕事でも、〜しなければいけないと考えて、自らハードルを高くしてしまう。
プライベートでも、毎週totoリストをたくさん作ってはほとんど達成できずに、毎回自己嫌悪してしまう。
うつになる前の元気だったオレを基準にいろんな目標を設定してしまっている。でも今は一度身体を壊し、ヒビの入ったような状態。そんな状態なのに健康だった頃のように動けるはずがない。
それを認識できていなかった。
そして、目標を設定しては、失敗し、失敗体験を繰り返して自信をなくすようなことをしていた。
先生から、「目標は、十分の一にしなさい」と言われました。そうすることで、ひとつずつ成功体験を積み重ねていけばいいと言われました。
もっともっと、今の自分を知らなければ。そしてすこしずつ、成功体験を積み重ねていこう。
焦って自分を追い詰めることだけは、絶対にしてはいけない。それは自分で自分の首を締めるようなもの。
復職後、ちょっとしたことですぐに焦っている自分を何度も見てきました。焦ることでいい方向に物事が進むわけでもなく、いやどちらかと言えば悪い方向に行くだけなのに。
焦ってしまうことで視野が狭くなり、本来気がつくことに気がつかず、本来見えることが、見えない。
焦っている自分に気がついたら、ひと休み、ひと休み。立ち止まり、自分を振り返ろう。
そして、「ま、いっか。なんとかなるわ」と唱えよう。
月曜日、仕事行けるかな?正直不安です。でもあまり仕事のことを考えないようにしようと思います。考えて、考えすぎて、不安を増大させてもしょうがないから。
明日の自分に任せようと思います。
そしてどうもダメそうなら、また休んでしっかりと充電しようと思います。
読んでいただきありがとうございました。