哲学を学びたくて
こんにちは。
今日は体調がいいです。
仕事は、今日は休み。週半ばの休みの日です。
家族は、仕事、学校へ。
独り、ゆっくりと読書をしたりして、ただいま17時30分前。
積ん読状態の文庫本から、目についた本を取り出し、本棚の前でしばし本を読む。
手にとったのは、「世界十五大哲学」。
19歳の頃、流されるように生きていることに突如ぼんやりとした不安をおぼえ、通っていた専門学校をやめて、大学にいって哲学を学ぼうと思い立ちました。
親にお願いして一年間予備校に通わせてもらい、一日12〜15時間勉強をしていました。
それまでの人生の小中高と勉強らしい勉強をしてこなくて、また塾にもいったことがなくて。勉強をする、ということが感覚的に全くわからない状態でのスタートでした。
「これで大学に落ちたら、死ぬしかないなあ」なんて軽く毒づきながら、でもそれは自分を追い込むには充分な理由付けになりました。
でも、今までの人生でがんばって何かを成し遂げたことがなく生きてきたので、必死に勉強をしたこの一年は、充実した一年でもありました。
結果、第一志望の大学に合格することができました。
が、当初の目論見と違って、その大学にあったのは哲学科ではなく人文学部。
哲学科のある大学にも合格しましたが、第一志望の大学の自由な雰囲気に憧れ、迷わずそこに入学を決めました。
その大学の授業に哲学があり、もちろん授業を受けました。が、まったくわからない・・・
一年受講しましたが、結局理解できず、哲学への憧れはそれっきり。
でもうつ病で休職中、ふと哲学への興味がまた湧いてきて、何冊か哲学の本を買ったり、大学時代に購入した本を実家から持ってきたり。
まあ、休職中のたっぷり時間がある時には読まなかったんですが(笑)
仕事が忙しいなりにも精神的な負荷が減り、ちょっと余裕を持てるようになってきて
、いろいろと考える、時間的、精神的な余裕がうまれたので、「世界十五大哲学」を手に取りました。
哲学がどんな学問かもよく知らず、ただ憧れた19歳のオレ。
それから20年経って、社会人になって世の中の裏表や"大人"という人間を知って、うつ病になって、また哲学に憧れ始めた 39歳のオレ。
哲学はオレに何を教えてくれるのだろうか。
哲学を学べは、オレは変われるのだろうか。
いろいろと考えすぎて行動をしなくなる前に、哲学を学んでみよう。
読んでいただきありがとうございました。