"オレ"がうつになりまして。

発達障害(アスペルガー)に起因するうつ病で一年弱の休職を経て復職した"オレ"が、 日々の思いや感じることを、がんばらず、無理せず書いています。

仕事を振ることが、怖い。

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こんばんは。

 

今日は体調、まあまあ普通です。

が、肉体的、精神的に、ちょっと疲れが溜まってきている感じがあります。

 

体調が良くなってきてから、どうもブログの更新頻度が落ちてきます・・・

体調が悪い時のほうが、いろんな辛い思いを吐き出して楽になりたいという気持ちが強くて、それを吐き出すためにブログに綴っていました。

また、体調が悪いほうが、書くことにも困らなかったということもあります。

 

体調が良くなって、吐き出したいことが少なくなってきたこと、頭が回りだして仕事が少しずつできるようになってきたことで、抱える仕事が増え、時間、気持ちの余裕がだんだんとなくなってきて、ブログを書く時間がとれなくなってきています。

 

まあ、体調が良くなってきているとはいえ、少なからず精神的な波もあって、調子がいまいちなこともあります。

ここ一週間程度、どうも仕事を抱え込みすぎて、気持ちの余裕がなくなってきてるなあと感じています。

 

オレの特性として、仕事を他人に振れず、ひとりで抱え込んでしまいがちというものがあります。

うつ病になった原因のひとつにそのことがあると、自分では思っています。

 

なんで仕事が振れないのか。

仕事を振って、他人に嫌がられたらどうしよう?

仕事を振って、断られたらどうしよう?

自分でやった方が早い。

仕事の説明をするぐらいなら、自分でやったほうが楽。

 

など、いろんな理由があると思っていました。

 

でも、先日心療内科に行った時、今日カウンセリングに行った時、それぞれで仕事が振れずにひとりに抱え込むことについて話す中で気がついたことあります。

 

オレは、他人に仕事を振って、断られる、拒否されることが、怖いんだ。

 

仕事を振れない理由がいくつかあったけど、根本的には断られる、拒否される、自分を否定されることへの恐怖があったんだと気がつきました。

 

多分、小さいころのトラウマなんだろうなあ。

いじめだったり、親子関係だったり。

 

そういえば、中学生の頃に学年でキャンプに行くことになって、オレが班長になってしまったことありました。

オレはそういうリーダー的なことはいっさいしたことがなくて、そんなオレをみて先生が選んだんだと思うのですが、その時にキャンプで使う調理道具を班員に振り分けなければいけなかったんだけど、オレはその振り分けができず、ひとりですべての調理道具を持っていった記憶があります。

 

その頃にはすでに、人に頼めなかったんだよなあ。

 

カウンセリングでは、「断られ慣れすることだね」と言われました。

そうだよなあ。

 

そもそも、断られることがオレを拒否や否定していることではないし、ただ相手の時間がないだけなのかもしれない。

 

また、仕事をお願いするんだから、断られてもともとじゃないか。

 

冷静にそう考えてみると、仕事を振ることへのハードルが少し下がりました。

まあ、少しですが。

 

 

オレは今40歳で、社会的には自分がプレイヤーとして最前線で働くというよりは、後方でマネージメントをすることを求められるようになってしまった。

自分ががんばって成果を上げることより、後輩を育てて成果を上げてもらうことを、求められるようになってしまった。

 

気がついたら、歳を重ねていて、オレの立ち位置も、求められるものも変わってきている。

 

正直、人を使うことやリーダーという立ち位置は苦手だけど、がんばってみよう。

うつになって燃え尽きていたオレを呼び戻してくれて、受け入れてくれた会社やスタッフに恩を返すためにもがんばってみよう。

 

そして、これからオレが成長していくためにも、ひとりで抱え込んでまた同じ苦しみを味わわないためにも。

 

読んでいただき、ありがとうございました。