"オレ"がうつになりまして。

発達障害(アスペルガー)に起因するうつ病で一年弱の休職を経て復職した"オレ"が、 日々の思いや感じることを、がんばらず、無理せず書いています。

逃げても、いいんじゃないか。

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こんばんは。

 

今日は体調よいです。

頭も回り、他人を心配する余裕もでてきました。(まあ、他人を心配している場合でもないのかもしれませんが・・・)

 

 

最近は精神的な調子もよくて、不安感に襲われることもだいぶ減ってきました。

でも、たまに、ぼんやりとした不安が突然沸き起こってきて、う〜ん・・・と気持ちが落ち込みそうになって、とりあえず目の前のことから逃げ出したくなります。

 

目の前のことというのは、仕事であることがほとんどかなあ。

 

うつになって、大好きだった仕事が心底嫌になって、燃え尽きてしまったオレでしたが、休職を経て復職してから、徐々に仕事に対するやりがいというか、楽しみが見えてきました。

 

でも、仕事が楽しいなあと感じているにも関わらず、突然沸き起こる不安の前にすると、仕事に対する意欲もなくなり、はっきりとした理由もないのに不安で、仕事から逃げたくなります。

 

子供の頃から「逃げたら駄目だ!」「逃げずに立ち向かえ!」「逃げることは弱い証拠だ!」などと、逃げることは悪いことだと刷り込まれてきました。

 

その刷り込みは大人になっても続いていて、逃げないことで強くなった自分もいたのだと思います。

でも、逃げずに戦い続けていたら、心が壊れてしまった。

 

 

そんな経験をして思うのは、逃げてもいいんじゃないか、ということ。

 

逃げることは負けだ、カッコ悪い、弱いなんて思うかもしれない。

オレはそう思っていました。

でも、自分が壊れてしまうぐらいなら、逃げてもいいんじゃないか。

いや、逃げるべきだと思います。

 

いじめられているのに、逃げることはダメだ、弱いことだなんて思い込んでしまったせいで、いじめられる状況をどうすればいいのかわからず、どんどん追い込まれてしまって、自殺という最終手段の"逃げ"を選ばざるを得なくなった人って、結構いるんじゃないだろうか。

 

オレも、逃げることはダメだという刷り込みがあって、逃げるという選択肢を選ぶことができませんでした。

 

登校拒否したり、学校を変えたりというかたちで逃げることができていたら、また違った生き方をしていたのかもしれません。

 

体を壊してまでがんばる必要はないと思うし、体を壊してまで仕事をする必要もないんじゃなだろうか?

 

がんばることもそれはそれで大切なことだろうけど、自分が壊れてしまう可能性があるから、逃げてもいいじゃないだろうか。

 

逃げて、休んで、充電できたら、また頑張ればいい。

 

甘い考えだと言われるかもしれない。

でも、逃げずに頑張りすぎている人なら、すこしぐらい逃げてもいいんじゃないだろうか。

 

逃げずに頑張りすぎて、壊れたオレは、そう思います。

 

 

読んでいただき、ありがとうございました。