食べるということに、欲望がない。
こんにちは。
今日は体調普通です。
普通、そう言える日がこんなにも続くとは!
体の倦怠感はないし、精神的な辛さもない。
普通とは、なんとすばらしいことなんだろう。
普通であることのすばらしさって、失ってみないとわからないもんなんですね。
人間には三大欲求があると言われていますよね。
食欲、睡眠欲、性欲。
オレはそのうちの食欲が人よりだいぶ少ないようです。
人にそんな話をすると驚かれたり、引かれたりします。
20代前半ぐらいは、そんな自分の変なところをアピールすることを面白がっていたんですが、 だんだんと、「あ、こいつは変な人だな」と思われることがわかってきてからは、自分の変なところをアピールすることは控えるようにするようにしました。
そりゃ、たまには美味しいものが食べたい!という欲求が沸き起こってくることもあるのですが、デフォルトは食事に時間と労力を費やすのが面倒くさいというスタンスです。
お腹が減ったとしても、そのために買い物に行くのであれば、出かけるのが面倒くさいし食べなくてもいいや、という思考です。
人間が生存していくために、子孫を残していくために必要であろう欲求のうちのひとつが欠如しています。
本能的に、生きることへの執着が少ないのかもしれません。
無気力、無関心。
今はだいぶマシになったと思うのですが、10代はそんな感じで生きていて、死ぬという選択肢がたまたま頭になかっただけで、死んでるみたいに生きていました。
そのせいか、うつになるまではずっと痩せ型で、ほっそりしていました。
うつになってから、最高で10kg近く太りましたが・・・
本能的な欲求で、純粋に"食べたい!"という気持ちになることは少なく、生きるためには、食べなければいけない、だから食べるという感じです。
食べるという行為が、todoリストに入っていて、こなしているような感覚です。
食べることへの意識がそんなだからか、うつになる前は昼食を取らずに、10時から19時まで休憩せず、パソコンの前に座って作業をし続け、19時過ぎてから昼食を10分ほどですませ、また席に戻って仕事をする、なんてことをしていました。
その頃は、仕事が楽しかったし、何時間でも集中して作業ができたし、お腹が空いたなんて、集中していれば全く気になりませんでした。
こういうのって、過集中というらしいです。当時はそんな言葉を知りませんでしたので、ただただ楽しくて仕事に没頭していた感じでしたが。
今思えば、こんな働き方が、オレの心と体をすり減らしていったんだろうなあ。
妻が実家に帰っていたこともあって、この連休はちゃんと食べていませんでした。晩御飯がビールとチーズだけというのもあったし、そもそも食べなかった時もあった。
普段は妻がご飯を作ってくれるのできちんと食べているけど、もし一人暮らしだったら、きっと食べてないんだろうなあ。
ほんと、妻には感謝しています。
今日の晩御飯は、お弁当を買ったのでちゃんと食べようと思います。
自分だけの体じゃないんだから、ちゃんと生きるためにも、食べないとね。
読んでいただき、ありがとうございました。