"オレ"がうつになりまして。

発達障害(アスペルガー)に起因するうつ病で一年弱の休職を経て復職した"オレ"が、 日々の思いや感じることを、がんばらず、無理せず書いています。

失敗しても、いいんだ。

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こんにちは。

 

今日は体調、まあまあ普通です。

今週一週間、調子を崩していて、火曜日から金曜までずっと抑うつ感が拭えず、考えること考えること、後ろ向き、マイナスなことばかりでした。

 

でも、土曜日曜でだいぶ普通の状態に回復しつつあります。

 

 

今日は週イチのカウンセリングの日。

今週の調子の悪かったこと、先週がんばすぎたこと、上司に叱責されたこと、死にたくなったこと、仕事やめようかと考えていること、など話を聞いてもらいました。

 

カウンセリングの先生は、オレの数少ない信頼できる人なので、いろんなことを話すことができます。

それは、何を話してもこの人なら受け止めてくれる、受け入れてくれる、拒絶しないという安心感があるからです。

 

ひと通り聞いてもらってから、先生から「まあ、想定内のことですよ」と言われました。

 

復職して7ヶ月だけど、まだまだオレはリハビリ中の体であり、うつの状態には波がある。

先生はそれを見越していたんですね。

 

それなのにオレは、波があるということは頭ではわかっていたつもりでしたが、先週調子がよかったことにそれを忘れ、無理をして仕事をがんばりすぎてしまいました。

また、仕事の失敗を上司に叱責され、必要以上に萎縮してしまっていました。

 

 

そんなオレに先生は、

「失敗しても、いいんですよ」

といってくれました。

 

失敗は成功の元。

失敗は成功のヒントをくれる。

失敗から学ぶべきことは多い。

失敗は無駄ではない。

 

そう、自分の人生を振り返ってみても、失敗からいろんなことを学んできた。むしろ成功よりも失敗から多くを学んできた。

 

失敗は決して悪いことではない、そう先生は教えてくれました。

 

 

オレは、失敗を恐れ、できるだけ失敗しないよう慎重に、よく考えて行動する癖がついています。

慎重さ、それはそれで悪いことではないのだろうけど、失敗を必要以上に恐れてしまっている。

 

 

「オレさんは、過去のいじめなどのトラウマで、失敗してバカにされたり笑われたりしたことの辛さを経験したため、失敗に対して必要以上に恐れてしまっているのでは?」

 

そう先生に言われ、はっとしました。

そうか、オレの思考の根底には、失敗を恐れる自分がいて、それは子供の頃のトラウマが「失敗=ダメ、馬鹿にされる、恥ずかしいこと」と、失敗することに対してマイナスイメージを植え付けていた事に気がつきました。

 

そして、

「失敗を恐れないようになれれば、オレさんはもうひと回りスケールが大きくなるかもしれませんね」

とも言われました。

 

そんなこと、考えもしなかった。

自分なんか・・・と思って卑下して生きてきたので、そんなことを言われるとちょっと嬉しい。

自分がもうひと回り大きくなる、そうなったら、きっと楽なんだろうなあ。

 

失敗を恐れない、失敗を前向きに捉えられる、そうなったら、ほんと楽に生きられるんだろうなあ。

 

 

よし、失敗を恐れないようになろう!

 

・・・なんて、無理。

そんな簡単に気持ちが変わるなら苦労はしないですよね。

 

 

「そんな簡単に失敗を恐れなくなるなんて無理ですよ」

先生からも言われました。

 

「でも、失敗はいいこと、恐れなくてもいい、失敗は成功の元、と自分にすりこんでいくことはできますから。」

と先生に言われ、そうだ、「まいっか、なんとかなるさ」といっしょで、事あるごとにそう呪文のように唱えていれば自分にすりこむでいくことができる。

そしてそのすりこみは、いつか本当に自分の思考の元になっていくはず。

 

失敗しても、いいんだ。

 

そう自分に言い聞かせていこう。

すぐにはそうは思えないだろう。

でも、時間をかけてすりこんでいこう。

 

 

いつかきっと、楽に生きられるようになるために。

 

 

読んでいただき、ありがとうございました。