"オレ"がうつになりまして。

発達障害(アスペルガー)に起因するうつ病で一年弱の休職を経て復職した"オレ"が、 日々の思いや感じることを、がんばらず、無理せず書いています。

死にたくて、しかたがなくて、どうしようもなくて、電話相談に電話をかけた。

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こんにちは。

今日は体調悪いです・・・

 

今日は週中の休みですが、締切の迫った仕事があったので、できれば仕事に行こうと思っていました。

 

昨日から、「明日は仕事行こう。でも行く、と決めると、行けなかった時の落ち込みが酷いだろうから、行けたら行くぐらいに思っておこう」と考えて、今朝。

やっぱり、行けませんでした。

 

気力が、やる気が湧いてこない。

 

朝食を食べ、精神的に調子が悪い時に読むと決めている本「"うつな気分"がだんだん晴れる本」を、布団で横になってパラパラとめくっていました。

 

“うつな気分”がだんだん晴れる本 (だいわ文庫)

“うつな気分”がだんだん晴れる本 (だいわ文庫)

 

 

ふと疲れて目を閉じていると、不安が押し寄せてきて、つらい気持ちでいっぱいになってくるので、横になって休むことに。

 

2時間ほどして12時頃に布団から抜け出しましたが、もう不安、辛さ、怖さで、心が壊れそうでした。

考えないようにしても、どんどん不安が、つらい気持ちが押し寄せてくる。

 

もう、死にたい。

 

死んで、なくなりたい。

 

どこか遠くへ、逃げてしまいたい。

 

そんなことを考えていると、うっすらと涙が滲んできて、もうしかたがありませんでした。

 

 

抗鬱剤を一気に飲めば、死ねるのかな。」

そんなことも考えました。

 

 

ひとりでいるのは辛くて、この辛い気持ちを誰かに話したくて、気がつけば電話相談の窓口をネットで検索していました。


専門相談機関・相談窓口|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト(うつ病・自殺対策を含む)|厚生労働省

 

 

片っ端から電話を掛けてみましたが、ちょうどお昼時だったり、まだ相談時間じゃなかったり、話し中だったりと、どこにも繋がりません。

 

で、しばらくこたつで横になって、不安、辛さ、怖さで押しつぶされそうになるのを耐えました。

 

 

13時過ぎ、もう一度電話をすると、今度は繋がりました。

繋がった瞬間、やっと話せる、とホッとしたのと、何を話そうと戸惑う自分がいました。

 

でも、とりあえず、不安、辛さ、怖さが襲ってきて、それから逃げたくて、死にたいと思っていることを伝えました。

 

それから、何を話したのか、断片的にしか思い出せません・・・

 

すぐに、自分を責めてしまうこと。

仕事を休んでしまい、申し訳なく思うこと。

ただただ、辛いこと。

死んでしまえば、楽になれるんじゃないだろうか、と思っていること。

自分に自信が持てないこと。

いじめられていたトラウマ。

など・・・

 

電話で対応いただいた方からは、

不安でいっぱいな状態でも、仕事にいっているあなたはとてもすごい。

月に突然の休みが1,2回程度なら少ない方ですよ。

うつから復職し、ちょいちょい休んでしまうのは、しょうがないこと。昨日休んでしまったことも、そのちょいちょい休んでしまう日の一日と思えば、楽になりませんか?

物事には両面があって、いい面と悪い面とある。あなたの、なんでも自分の責任として捉え、自分を責めてしまうというのは、頼りがいがあり、信頼できるという面も持っている。

 

など、時にはオレに問いかけてくれたり、時にはオレの気持ちに同調してくれたり、と、いろんなことを話し、聞いてもらううちに、いつのまにかだいぶ落ち着いてきていました。

 

 

40分ぐらいかな、しゃべりました。

死にたい気持ちも、だいぶ落ち着いてきました。

 

 

オレには、家族がいる。妻と子供が。

オレが死んだら、オレは楽になれるかもしれないけど、残された者はずっと辛い思い、なんで自殺したんだろうという疑問、何かできなかったのだろうかというくやみが、死ぬまでつきまとうだろう。

 

家族に、自分のことで辛い思いはさせたくない。

辛いのは自分だけで充分。

 

 

今日は、死ぬのはやめておこう。

 

生きるのは、不安だし、辛いし、怖い。

でも、39年生きてこれたんだから、うつになって4年生きてこれたんだから、なんとかなるさ。

 

 

気持ちを誰か信頼できる人に聞いてもらうだけで、楽になれるんだなあ。

最近でこそ、カウンセリングで信頼できる先生にいろんなことを話すことができるようになったけど、オレが生きてきた39年間のほとんどは自分ひとりで考え、悩み、答えを出してきた。

その間に、信頼できる誰かがいれば、いや、オレが人を信頼できていれば、もっと楽に生きてこれたんだろうなあ。

 

 

このブログを書く前に、一昨日いらいのシャワーを浴びてスッキリしています。

今入れたばかりのインスタントコーヒーの熱さと苦味、体に入っていく感覚。

ちょっとつまんだ、バームクーヘンの甘さ。

 

今さっき学校から帰ってきた息子が、久しぶりに遊ぶ友人の家に、楽しそうに出かけていった。

 

これは、生きていたからこそ、感じられたことなんだなあ。

 

 

生きることに、仕事をすることに、不安、辛さ、怖さはまだあります。

これらは、全くなくなるものでもないけど、かといって100%支配されるわけでもない。

 

うまく付き合って、生きていくしかないんだろうなあ。

それには、もっと楽に生きられるようにならないと。

 

「まいっか。なんとかなるさ」と声に出してつぶやいてみた。

 

そう、なんとかなるよな。

 

 

明日締切の仕事、やれるだけやってみよう。

なんとかなるさ、きっと。

 

 

読んでいただきありがとうございました。