今の自分を考えるきっかけをくれた後輩。
こんにちは。
今日は、体調、まあ普通かな。
昨日、後輩の送別会がありました。久しぶりに会う人もいたりで、話やお酒が弾んでしまい、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
結局終電があったので、送別会も終わりに近づいていましたが、お先に失礼して、ひとり駅に向かいました。
オレは人の相談に乗ったりするのが苦手で、そもそも無口で消極的なので自分から誘って飲みに行くようなことは殆ど無いのですが、その後輩はなぜかこんなオレを時々飲みに誘っては、自分の悩みを相談してくれました。
社会人になりたてだった後輩をみて、「コイツ大丈夫か、仕事をやっているのか?」と思っていました。
なんというか、学生気分の抜けない、学生ノリが抜け切れていない感じがして、社会人の自覚があるのかな?と思っていました。
まあ、自分のことを思い起こしてみれば、入社したてのことは同じような感じだったんですけどね。
で、そんなノリの後輩をみていて、「社会人としての自覚あるのか?」なんて思っている"おとな"になった自分に気がつくこともあって。
学生のころ、おとなになることに反射的に嫌悪感を覚えていて、おとなになんてなるもんか!と変な反骨精神を持って生きていました。
当時のオレが持っていたおとなのイメージが、事なかれ主義であったり、慣れ合いであったり、理不尽であったりと、まあそんな嫌な、汚れたおとなになんかなるもんか、と思っていて。
でも、後輩と話していると、学生当時のオレが嫌悪していたおとなに、オレはなっているんだなと感じさせられました。
なんというか、おとなになりきれていない、ある種の純粋さを持ちあわせた後輩をみているうちに、対比的に今の自分が、嫌悪しておとなになってしまったんだということをまざまざと感じさせられて。
そういえば、うつ病で休職する時、すぐに感づいた後輩は気になって話しかけてきたっけ。
まあ、でもそんな後輩も社会に出て、世の中の嫌な部分や理不尽なことを体験し、おとなになり(それはもちろん成長でもあるのだけど)、新天地に旅立って行くことになりました。
終電に間に合うよう急いで準備し、最後に後輩と固く手を握り、別れました。
もう会えないだろうか。
いや、なんかまた会う気がするなあ。
オレから連絡を取ることはないだろうけど、後輩から連絡がきそうな気が。
また悩み相談か。(笑)
まあ、それはそれで楽しみではあるのだけど。
読んでいただきありがとうございました。